かっこいい地元で見つけたジャンパ~♪
という電気グルーヴの曲がありましたが、僕は地元で「ジャンパー」を見てきました。
ややネタバレですのでご注意を。
ストーリーはといいますと、
主人公のデヴィッド君は、ある日自分がテレポーテーションできることが発覚するわけです。うお!なんじゃこりゃ!と、とりあえず銀行の金庫にテレポーテーションします。同じく
テレポーテ~ショ~ン♪の使い手であり、父親に裸にされても平気なエスパー魔美も、さすがにこれには心痛めます。ちなみに魔美の裸で性の芽生えを感じた男性は100人に3人と言われていません。
また話がずれていますが、銀行でごっそり大金を手に入れた彼は、よ~し遊びまくっか!と世界中を飛び回り、スフィンクスの頭でランチをするわ、フィジーでサーフィンするわ、ロンドンで女をナンパしてはすることだけしてどろろんぱという、「インターナショナル・テレポテーション・ヤリニゲ」などの技を駆使して豪遊です。
そこに現れましたわサミュエル・L・ジャクソン率いる、パラディンなる集団。デヴィッド君はじめ、テレポートできる連中をハイテク武器を使って捕まえてはぶっ殺しているのでした。
あぶないぞデヴィッド!逃げろデヴィッド!自業自得だデヴィッド!
てな感じです。
で、感想ですが、
決してしょ~もない映画ではありません。
楽しめる映画ではあるのですが、ですが、
ツッコミどころも個人的には満載なのです。
いやね、デヴィッド君と同じくテレポートできるもう一人の男グリフィン、その二人でパラディンと闘いよるんですが、
もっと簡単に倒せるだろ!と、見ていてツッこまずにはいられませんでした。
だってね、 「殺す気」 なんですよ、パラディンをね。なのに、待ち構えながら手にしている武器があなた、
バット
ときたから、「おい、銃ってのがあるんだぜ!」と教えたくなるのが普通でしょう。
ほんでね、パラディンもパラディンで、彼らを 「殺す気」 でいるわけです。
で、使う武器が、電流が流れるロープなんですよ。
なんか棒からビヨ~ンって発射されて、それがジャンパーを捕らえるんですね。
そのビヨ~ンロープがテレポートできる連中に当たるのなら、
「お~い、銃ってあるんだぜ!」 と教えたくもなりましょう。
ちなみにパラディンは、ジャンパーを殺す際に「代々伝わるナイフ」っぽいもんで殺します。この「ナイフで処刑がしきたり」描写は、ストーリー上、銃を使わないことを強引に合理化させてる気がするのです・・・嫌な見方してますね僕は。
そんなわけで、「いや、もっと簡潔に勝負つくんじゃねえか」と思える戦いを繰り広げ、おやくそくの「恋人がぐずりだしてピンチ」になったりしますが、けっこう楽しめた映画ではありました。
なんかここまで書いておいて楽しめたというのは信憑性がないですが、細かいところを
極力気にせず見れば、十分見ごたえはあるっす。
あと、日本にもテレポートしますが、なんか違和感あります。