GO!レッドバローン!
ゆけ!レッドバローン !
たーたかえっ!
レッ!レッ!レッ!レッ!
レッド レッドバロ~ン !!
いや、今日の仕事中に突如歌詞を思い出したわけです。ガンダムもマクロスも、ましてやエヴァンゲリオンすら全然見ていない僕なのに、何故かレッドバロンは毎週見ていた。たしか小学校の時、まだ完全週休2日制ではなかったあの頃、毎週土曜の早朝、たしか五時台だったと思うんだが、なぜかレッドバロンを見ていた。
クラスでこの番組を見ていたのは僕だけではないだろうか?
カクカクして装備盛りだくさんのガンダムや、スピーディな動きをするマクロスより、真っ赤なボディにミイラ男みたいな顔をしていて、他のロボットアニメなら即死するザコキャラのようないでたちのレッドバロンが好きだった。
最近でも早朝にアニメってのはやっているのだろうか?僕が小学校の時は、毎朝登校前になんらしかのアニメ(再放送)を見ていた記憶があるのだが、最近はもちろんそんな早起きしていないし、余裕もない。あとで番組表見てみよっと。
たしかデビルマン、キューティハニー、いなかっぺ大将、ダッシュ四駆郎とかやってた。ダッシュ四駆郎に関しては、子供心にも、「なんで大人までこんなガキの遊びに巻き込まれてるのだろうか・・・」と疑問を持った。立派な大人が追い詰められたような顔をして、
「君のマシーンでは勝てない!!」
「なんだって!?」
とミニ四駆に対してマジになっている。実は子供達の知らないところで、ミニ四駆のレースが暴力団の賭けの対象になっていたのかもしれない。それならあの切迫した状況も理解できる。
成長してからたまたまテレビで見た遊戯王も、子供のカード遊びに大人まで躍起になっていた。これもそういうことだったのか。
そんな早朝五時台再放送アニメの中でも、頭の中から一生消えないであろう凄まじいエンディングテーマを誇る番組があった。
アンデルセン物語 である。
本当のアンデルセン童話のおはなしをアニメ化したもので、これも小学校のころやっていた。アニメ自体は子供向けの、それもかなり低年齢向けのものなのだが、エンディングテーマの凄まじさたるや、それはもう想像を絶していた。
以下、歌詞の一部。
だからどうした? 男の子だーい !
は! ズッコケタ !
は! ズーズーズッコケタン
ズッコズッコ ズッコズッコ
ズッコズッコズ!
は! ズッコズッコ ズッコズッコ
ズッコズッコズ!
は! ズッコズッコズ!
は! ズッコズッコズ!
は! ズッコズッコ ズッコズッコ
ズッコズッコズ!
これは一体なんなのか。「だからどうした?」と聞かれてもこっちが困る。そんな困っている僕に対し、間髪入れずにズッコズッコズ! ときたもんだからズッコケるのはこっちである。
しかもこの歌、大人になって思い出すと、
完全に下ネタではないのかとすら思ってしまうのだ。ズッコズッコという卑猥な擬音を連発し、しかし先に「だからどうした?男の子だーい!」と開き直っているところを見ると、
卑劣なレイプ魔にも見える。
そして何より驚くべきは、作詞が
井上ひさし(知らない人も多いと思うが、まあ言うところの左寄りの作家です。あくまで僕の短絡的な見解。ちなみにひょっこりひょうたん島の脚本家)ということ。
彼はこの歌詞を作ったとき、薬でもやっていたのだろうか。
そして驚くべきは、井上氏は妻に対するDVで離婚している。
「だからどうした?男の子だーい!」と開き直っているなら悪質である。