好きなスポーツ、サッカー、格闘技、ビリヤード。
サッカーは昔やっていたが今はうんちくたれるややこしいファンに過ぎず、格闘技に関しては何の経験もない。押尾学が「ボブ・サップに勝てる」などと言っているらしいので、僕も「曙には勝てるかも」くらいは言わせて欲しい。他に卓球、テニス、野球、陸上の経験があるが、好きでもなんでもない。シャラポワがハードコアポルノに出演したらちょっとは見る。
ただ、ビリヤードはやるのを楽しむ。そりゃそうだ。自分はいっさいせずに、試合しか見ないビリヤード好きってのは珍しい。やる前までは、「あんなもんカッコツケの連中がやるお遊びだ」などと言っていたが、飽きることなくやり続けている。かといってうまいかへたかでいえば、へたもへた、そろばんでいえば8級くらいだ。それでもおもしろいんだからやめられない。
ビリヤードはけっこうフェアなスポーツだ。ちびでもノッポでも、デブでもガリでも、ハゲでもロン毛でも、共産党党員でも維新政党新風党員でも楽しめる。ただ、家に台がない限り金を払わねばならないのが痛い。いつかマイテーブルを手に入れるのが密かな夢だ。
ケーブルテレビでよく中継がされていて、よく見る。J-SkyAとJ-Sportsでよくやっていて、前者は主に国内大会、後者は世界大会をよくやっている。世界大会なんて、僕がテーブル買って一日8時間練習しつづけても追いつけないであろう次元なのだ。見ていてもこんな感じだ。
某選手がブレークショット、
実況 「いいブレークですねぇ。」
解説 「そうですね、このセットは問題なく取るでしょう。」
問題なしですか・・・わずか一突きで勝負を読む解説、そしてその通り勝ち取る選手。
世界大会ってのは次元が違う。あと、J-Sportsのビリヤード中継にはもうひとつ醍醐味がある。
実況の坂 信一郎氏と、解説の東本人志氏の会話がまったくかみ合っていないのだ。
これ、本当にひどい。たぶん問題は実況の坂氏にある。そこに解説の東本氏のジョークとか言わない人柄がミスマッチしている。試合とは何も関係ないことを言い続け、東本氏は無視、というか返しようがない。そこで坂氏、こんなことを言い出す。
坂 「のってこないですねぇ。」
東本「・・・・・・。」
聞いてるこっちがひやひやする。
画面に、会場にいる子供の姿が映る、すると、
坂 「子供連れで来るというのは珍しいですね。」
東本「そんなことないですよ。」
坂 「え、どこでいましたか?」
東本「台湾の大会でもいましたよ。」
坂 「・・・・・。」
お前が言い出した話だろ!不機嫌なのか?その沈黙は不機嫌なのか!?本当にハラハラする。あと、坂氏はよく間違った実況をする。テレビの前の視聴者でも分かりきったことをいつまでも
「え~と、これは、どうなってるんでしょう・・・」
などとぶつくさ言う。もしや霊視で試合を見ているのだろうか。昨日もあった。選手がブレーク、3球がポケットイン、そこで坂氏、
「4球入ったんですかね、4球でしょうか、え~・・・」
ナインボールは9球使う。テーブル上にはカラーボールが6球あるのが映っている。
坂さん、■をうめるやつですよ!まあいうところの方程式ですよ!
問1. 9-■=6 ■に入る数を求めよ。 ですよ!
実況だってミスはする。ただ坂氏の実況は時折「お、俺がやってもいいんじゃね?」と思わせる時が、多々ある。
も、もしやそろばん8級か?